こんにゃくゼリー

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こんにゃくゼリーは、ゲル化剤として通常の寒天やゼラチンの代わりにコンニャクの粉末、または精製された食物繊維を果汁等に混ぜて固めたゼリーである。フルーツこんにゃくとも呼ばれる。

概要

コンニャクを用いることにより、ゼリーとは違った弾力の強い食感となる。ゼラチン寒天などを加えることもある。食物繊維が多いコンニャクの特徴に着目したものであり、ゼラチンを原料としたゼリーに比べて健康、ダイエットによいとされる。マンナンライフの商品が有名だが他社も類似商品を出している。

製法

  1. 主成分であるグルコマンナンを水に溶解させる。風味の調整のために、糖類果汁香料等を共に溶解し、必要に応じ、pH の調整を行う。
  2. 得られた溶解液を容器に充填する。
  3. 溶解液を加熱し凝固させる。

食べ方

一般的なゼリーのように容器から直接に食べたり、スプーンですくって食べる。

窒息事故

ゼラチンのものに比べて弾力性が高く、幼児や老人が噛まずに飲み込んだ場合、最悪喉に詰まらせ窒息する恐れも指摘される。容器から直接に食べるため、吸気と一緒に咽頭や喉頭に嵌頓することも、窒息事故の原因と推定されている。一口ずつ噛み切って食べるようにパッケージへの記載や、グルコマンナン濃度の低下など物性や形状等の工夫がはかられている。国民生活センターによると、1995年以降22件の死亡事故が発生している[1]。しかし、22件という件数は、「餅」「ご飯」「パン」などを喉に詰まらせ窒息する事故の件数と比較すると極めて少なく[2]、こんにゃくゼリーだけを問題視することには異論もある。

しかし、その後も警告文を読まずにゼラチン原料のゼリーと同感覚にこんにゃくゼリーを噛まずに(吸い込むように)飲み込み、喉に詰まらせて気道閉塞による窒息死事故が発生している。ゼラチン原料の通常のゼリーでも窒息事故は発生しており、吸い込むように飲み込むのは危険である。また、製造者が意図していない「凍らせる」「冷やす」といった危険性を高める要素が加わることにもよる。粘性が高まったり、粘膜に付着し易くなったり、窒息のおりに取り出すのが更に困難となる。ゼラチンと違い体温で柔らかくなったり溶けたりしないグルコマンナンの性質も窒息の可能性を増加させている。警告マークや文章が表記されることになった[3]。 国民生活センターでは「子どもや高齢者に絶対に与えない!」という警告を発している[4]

関連項目

脚注

  1. こんにゃく入りゼリーによる死亡事故 一覧国民生活センター
  2. 食品による窒息事故に関する研究結果等について厚生労働省
  3. 「全国こんにゃく協同組合連合会」「全日本菓子協会」より国民生活センター
  4. またひとり こんにゃく入りゼリーで死亡-子どもや高齢者に絶対に与えない!-

外部リンク