募金詐欺

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募金詐欺(ぼきんさぎ、Charity fraud)とは、詐欺の一形態。ボランティアチャリティ活動と称して街頭募金活動をする、戸別訪問して募金を募る、あるいはホームページを開設したり電子メールや葉書を送付して、ありもしない話をでっち上げたり、実在する有名な話題(災害など)に便乗したりして金品を詐取する行為。事例として2007年10月に子供の難病を救う会と名乗る団体が募金詐欺を働いていたことが発覚したり、中国でチャン・ツィイーが「四川大地震」のために集めた募金の用途が不明ということで、収支内容を全て公開させる運動が起きている。四川大地震後、関連用語のドメインが取得増加傾向となったため、義援金詐欺に注意喚起もなされた。選抜高等学校野球大会に出場予定の高校を名乗り、寄付金を名目とした詐欺(振り込め詐欺)未遂事例も発生している。

詐欺事件としての判例[編集]

日本でこうした事例が詐欺事件として立件されるには、個々の被害の詳細が特定されていないと困難であったが、被害者が不特定多数に及ぶ場合であっても、募金の方法や期間・場所・被害総額により「特定」の要素を満たすとして詐欺罪が成立するとの最高裁判決が2010年3月に下された。